秋田犬のハチ公は、
なぜ、渋谷駅へ通ったのか
なぜ、東京の渋谷駅前に「忠犬ハチ公」の銅像があるのでしょうか。
それだけではありません。
駅の出口の名も「ハチ公改札」。
銅像がある場所も「ハチ公広場」。
公共の場所に、犬の名前がつくほど「ハチ」は有名なのです。
新聞に「今年はハチ公の生誕百年」という記事があったので、JR渋谷駅へ行ってみました。
ハチ公改札を出ると、目の前が「世界で最も混雑する」ともいわれるスクランブル交差点。そのJR渋谷駅側にハチ公広場があり、銅像が設置されています。
びっくりしたのは、ハチ公の銅像の周りに長い行列ができていたことです。記念写真を撮るためでした。しかも、並んでいるのは、ほとんど海外からの旅行者ばかり。
ハチ公は、日本だけでなく、世界的にも有名な犬だったのです。
ハチ公の飼い主は、どんな人だったのか?
ここで質問です。
ハチ公は、渋谷駅で、何をしていたのでしょうか。
ほとんどの方は、「飼い主が亡くなったことを知らずに、渋谷駅まで、毎日、迎えに来ていた」と答えられると思います。
では、ハチ公は、何年間、渋谷駅へ通ったのでしょうか。
そこまでして会いたかった飼い主とは、どんな人だったのか……。
(『月刊なぜ生きる』令和5年11月号より)
続きは本誌をごらんください。
『月刊なぜ生きる』令和5年11月号
価格 600円(税込)