実はあなたも「スマホ症候群」!?今すぐ実践できる予防法 |健康長寿を願って

スマートフォン、タブレット、パソコンなどを、長時間にわたって使うと、肩こり、首の痛み、頭痛、吐き気、めまい、眼精疲労、ドライアイ、睡眠障害などが起きることがあります。
これらの不調で悩む人は、最近、急増しており、「スマホ症候群」と呼ばれています。
 

今月号の『月刊なぜ生きる』では、整形外科、眼科、精神科の医師の皆さんに、「スマホ症候群」の予防法と、症状を軽減するために自分でできることをアドバイスしてもらいました。

【眼科医から】スマートフォンを使うと、なぜ、目が疲れるのか

眼科医 舘奈保子

パソコンやスマートフォンに長時間向かっていると、ひどく目が疲れることはないでしょうか。

その要因にはさまざまなものがあります。

要因1.メガネやコンタクトレンズの度が合っていない

要因2.ドライアイ(乾き目)の症状が出る

パソコン作業では、本のページをめくるのと違って、まばたきの頻度が減りやすいために、ドライアイ(乾き目)の症状が強く出て、疲れる感じになることもあります。

ドライアイで水分が足りないなら、目薬をつければよいだろうと市販の点眼薬を常用すると、点眼薬に含まれる防腐剤の害を受けるおそれがあります。

防腐剤が入っていなくても、目薬をつけすぎると、目の表面を保護しているヌメリの成分、目の水分の蒸発を防いでいる油分を洗い流してしまいます。つけた直後は楽になったと感じても、目の表面を保護している涙の被膜は、かえって不安定になって、しばらくすると余計に乾いた感じになるおそれがあります。ヌメリの成分を補う点眼薬もありますが、用法を守って使いましょう。

要因3.画面から出るブルーライトが原因

ブルーライトはパソコンやスマートフォンの画面などから多く放出されています。光源と目の距離が近かったり、長時間利用したりするとブルーライトによる影響を受けやすくなります。

また、ブルーライトは散乱しやすい光で、目の焦点が合いにくいために、目の筋肉を疲れさせます。

要因4.白内障の影響


本誌では肩こり・首の痛み、睡眠障害などの対策もご紹介。


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※画像は今年のものです。実際のデザインとは異なります。