交通事故に遭ってしまったら
交通事故による死傷者数は、令和4年で約36万人となっており、毎日約1,000人が死傷している計算となります。
36万人の死傷者のうち、死亡した人(事故発生から24時間以内)は約2,600人です。死亡した人の中で、最も多いのが歩行中の人で、約1,000人もいます。二番めに多いのが、自動車に乗車中の約900人であり、バイクの約400人、自転車の約300人と続きます。
そして、歩行中の死亡事故の約7割が、道路を横断している時に発生していますので、道路を横断することは大変危険な行為であることをよく知らなければなりません。
事故は決して他人事ではありません
どうして交通事故が起こるのでしょうか。運転手も歩行者も交通ルールを守り、注意して行動していれば、交通事故は起こらないはずです。しかし、人生にはいろいろな悩みや苦しみがやってきます。歩きながらや、運転しながら、考え事をしていると、注意が散漫になってしまうことがあるのです。皆さんはこれまでヒヤッとされたことはないでしょうか。事故は決して他人事ではありません。
(『月刊なぜ生きる』令和5年12月号より)
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