交通事故に遭い、後遺症が残ってしまったら
令和4年の交通事故による死傷者数は約36万人にのぼります。皆さんご自身や、皆さんの周りにも、交通事故に遭われた方がおられるのではないかと思います。
今回は後遺症について説明したいと思います。
交通事故によって負傷した場合、何とか元の健康な体を取り戻したいと思って、入院や通院を続けます。そして、治療によってけがが完治すればよいのですが、残念ながら、完治せずに後遺症が残る場合があります。
ある程度重い後遺症が残ると、生活に不都合が生じ、仕事も制約されて、収入が減ってしまうことがあるので、相手方に対して、慰謝料や収入が減った分を補償するよう請求することができます。
前回紹介した田中さん( 仮名)の場合は、後遺症が残らなかったのですが、ここでは後遺症が残った場合を想定して説明したいと思います。
(『月刊なぜ生きる』令和6年1月号より)
続きは本誌をごらんください。
『月刊なぜ生きる』令和6年1月号
価格 600円(税込)