【第12回】日々を彩る書道エッセイ 花咲く書道 今月のテーマ「美」
花咲く書道家・永田紗戀(ながたされん)さんが、作品に込めた想いをエッセイで綴ります。
花咲く書道の描き方も写真付きで紹介。気持ちの伝わる「書」が魅力的です。
見るだけで心に花が咲いたような、気持ちが和らぐコーナーです。
自由に、思うがままに長年描き続けてきて、10年近くたった頃でした。「教室をやらない?」と言われ……、講師になりました。それは東日本大震災があった年で、より忘れられない節目となりました。
先生と言われるのは少し苦手で、子どもも大人も、私のことを「サレンさん」と呼んでくれます。私に求められているものは、書や絵の描き方を指導することだと思いますが、教室ではこのエッセイのように、作品が生まれた経緯をお話しすることに重きを置いています。技術的な部分だけを極めた作品ではなく、心に寄り添う作品を多くの人に描いてほしいからです。だからかな……と思うのですが、近況や悩み事を手紙にしたり玄関でそっと話したりしてくれる人がいます。たとえ無言でも、何かあったかな?と変化に気づきますが、出すぎてはいけないと見守っています。パレットから選ぶ色が違うように、十人十色の人生がそこにはあり、一人も同じ人はいないのですが、どこか皆似ているなと思うことは多く、教室は何か共通の温かさに包まれているような気がします。
プロフィール
(『月刊なぜ生きる』令和4年11月号より一部抜粋)
今回のエッセイでは、永田先生が教室で大切にされている想いを丁寧に語っていただきました。
エッセイ全文と花咲く書道の描き方は 『月刊なぜ生きる』令和4年11月号をごらんください。
▼今回の作品はこちら▼
『月刊なぜ生きる』令和4年11月号
価格 600円(税込)